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焼酎試飲情報

このページでは館長が試飲した焼酎についてのリポートを掲載いたします。
焼酎は嗜好品であり、それぞれの方の舌で味わうもの。
私が美味いといってもそうではない人もいるでしょう。また逆にほかの人がうまいといっても私にはあわない焼酎もあるでしょう。
出来るだけ公平にという思いはありますが、そこは一つご勘弁いただいて早速試飲記に移らせていただきます。

・試飲の仕方 試飲には一つの仕方があります。これを「きき酒」(官能評価)といい評価する用語もちゃんと決まっています。
それでは本格焼酎のきき酒法についてどのようにするかを見てみましょう。
本格焼酎の香りは単一ではなく複合香といわれています。これは単式蒸留器で蒸留されるため雑味成分が残り複雑な成分が入り混じっているためでしょう。
試飲のときはグラスを用いて色や濁りなどを先ず見ます。
そして口に近づけるのですが、そのときに最初に感じる香りを
「トップ香」といいます。
これは比較的揮発しやすい成分を嗅いでいることになります
次にコップに鼻を近づけ香りをかぎますが、このときの香りを
「ベース香」といいます。これは揮発しにくい香りを嗅いでいることになります。
次に口に酒を含みその後鼻から息を抜いたとき感じる香りを
「含み香」といいます。

きき酒の実際
焼酎の温度は摂氏15〜20度とし、器は透明なガラスコップを使う。
まづ色を見てから、トップ香・ベース香を見極める。その後5ccくらいを口に含み、舌で味わいながら鼻から息を出し含み香を見る。
ここで総合的な評価をしてから、飲み込み喉で感じてやる。これを「キレを見る」という。
複数のきき酒をする場合は飲み込まずに吐き出す。

古八幡(いにしえはちまん)=甲良酒造(鹿児島県川辺郡川辺町)

トップ香芳醇な柔らかな香りが鼻に心地いい。雑味のいやな香りは一切ない。
ベース香調和の取れた甘い香りがあり、何とも焼酎のイメージを一変させるに足る香りだ。欠点を探すのが難しい。
含み香鼻から抜けるときの香りはやわらかく品があり調和の取れた香りだ。
キレ喉越しは滑らかで、丸みの中にコクも感じられ、非常になれがいい。
総合評価すばらしい芋焼酎であり、このジャンルの最高峰といっていい。いまだかつてこのクラスの芋焼酎にあったことがない。
古八幡は「幻の焼酎」と呼ばれている。なかなか手に入らない焼酎であるが、飲んでみてそれだけのことはあると感嘆した。いやそれ以上であった。試飲記巻頭を飾るにふさわしい絶品といっておこう。

 

古八幡

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